◆配筋・中間・完了検査

中間検査(静岡市駿河区曲金三丁目:4棟)

今回の物件NOW静岡版は、「駿河区曲金三丁目(4棟)」で行われた中間検査の様子です。

★ご紹介物件は全棟ご成約済みとなっております。

中間検査は物件が完成してしまうと見えなくなる箇所について、基準通りの施工・管理が行われているかどうかを
確認・査定するものです。
検査に合格しなければ、次の工事工程には進めません。


9月下旬の様子。工程的には、4棟とも順番に中間検査を実施し、外壁工事に入っていくという段階です。
(撮影2020年9月下旬)

 


検査には第三者機関の検査員さんと、当社から一級建築士の生地(左)が立ち会います。

 
まずは隣地境界や高低差の確認、防水シートの施工状況等を確認するところから。

 


C号棟室内へ。筋交いの施工位置、寸法、金物など、耐力壁について一つ一つ確認をしていきます。
検査員さんのいる位置はバスルームになります。ユニット埋め込み式なのでここは床組みを行いません。

 
各部材を緊結する金物は、
CADソフトによって構造計算が行われた後図面化し、申請承認を得た上で現場で反映されます。
検査ではその図面と金物を照合、間違いないか確認されます。基礎と筋交いを緊結するホールダウン金物も大事な検査対象。

 


弊社新築住宅は1棟毎に外観・間取りが異なりますが基準の逸脱はありません。
検査では必要に応じて、検査員の方と大工さん、立ち合いの建築士でコミュニケーションを取りながら
対応が重ねられていきます。検査員さんも毎回違う方です。

 
図面と照らしながらくまなく確認していきます。



2階へ上がり小屋組みの確認。強度面に関係する、垂木の状況、雲筋交いの確認などを行います。

整然と組上げられた下地がきれいですね。

木造軸組み工法では、本当にたくさんの木材が組上げられて出来ているのを実感します。
目視可能な段階で検査を受けることは非常に重要です。

 


↑バルコニーは漏水を避けるため、床の勾配や防水立ち上がりの基準が規定されています。
壁の立ち上がり部分や、FRP防水の確認も欠かせません。


 
床組みの釘の間隔も測定、確認。
検査段階ではこれから施工される部材や道具なども置かれていることがありますが、漏れの無いよう図面を見ながら隅々まで確認します。

 
1階キッチンの位置から写真撮影。現地ではC号棟、D号棟が先行して施工が進んでいます。

最後は生地が書類にサインし、検査は滞りなく終了しました。
「中間検査合格証」が発行され、次の施工手順へ進みます。
当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。

◆静岡物件一覧はこちら!

撮影:2020年9月末 ホームポジション㈱ 営業企画部

物件の完了検査:静岡市清水区木の下町

(追記)ご紹介中の物件は既にご成約となりました。
多くのお問合せ誠にありがとうございました。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。


 

今回の物件NOWは、完成物件で行われた「完了検査」の様子をご紹介します。

 


ご紹介する物件は「清水区木の下町」
弊社物件では第三者機関による各種検査を実施しています。
「完了検査」は、施工完了後建築物の敷地、構造、設備が法令基準に則っているか
検査を受けるものです。
木の下町の物件では、「建築基準法上の検査」と、「フラット35Sの技術基準を満たしているかどうかの検査」が行われました。

国の住宅ローンであるフラット35の審査に通るためには、必要な技術基準を満たす住宅であることが必須です。
さらに低金利であるフラット35「S」の技術基準は、より厳しい基準となりますが、
弊社の新築一戸建てはこのフラット35「S」(金利Bタイプ)に適合対応をしています。


検査には弊社の一級建築士、吉岡が立ち会います。
今回は2階から検査を開始。サッシの設置状況や、換気設備などについて、洋室を順に確認していきます。

 
給気口や、扉下の隙間が換気経路として基準の高さを満たしているかチェック。
木造住宅ではシックハウス対策として、24時間換気システム設置が義務付けられています。
(※以前の記事でも換気について触れています。)


火災報知器の取り付け位置、動作の確認も行います。火災報知器から下がる引き紐は、
点検(問題無ければ「正常です」と音声が流れます)のためと、警報音の停止の役割があります。


バルコニーでは小屋裏換気について確認。
2階屋根裏(小屋裏部分)には熱気と湿気の滞留解消に繋がる通気経路が必要です。
検査対象物件も屋根の頭頂部と軒裏の2箇所以上の換気で通気経路を確保しています。
木の下町物件も、バルコニー端から換気材を確認しました。(※小屋裏換気孔の検査はフラット35技術基準に準じた検査項目です)

 

 
1階におりて、キッチンスペースへ。検査員さんがキッチン側の収納庫下から、床下点検口をチェック。断熱材の確認です。
(※床下点検口の検査はフラット35技術基準に準じた検査項目です)


給気口、内装制限(クロスに貼られた準不燃材料のラベル等)、火器を扱うキッチンの換気扇についても確認が行われます。

 
リビング(和室)、トイレも2階同様に、サッシ位置、給気口をチェック。
施工がなされているか順に照合。バスルームでも換気扇の設置状況を確認しました。

 
続いて物件外から、状況を検査していきます。
屋根や樋、バルコニー等の状況を順に目視確認。図面通りの配置がなされているか、計測しながら物件周りをぐるりと一週。

 
さらに、物件から離れて屋根上の換気材をチェック。(※こちらの検査もフラット35技術基準に準じた検査項目です)


検査が全て終了し幾つかポイントを確認しながら、書類に終了のサイン。
今回の検査も合格となり、後日、『建築基準法の検査済証』と『フラット35Sの適合証明』が交付されました。
検査も問題なく合格し、安心してお客様にご提供出来ます。

(追記) ご紹介中の物件は既にご成約となりました。
多くのお問合せ誠にありがとうございました。
弊社では他にも静岡市清水区の物件を多数取り揃えております。
合わせてこちらもご覧ください。

 

(※1)弊社が施工する物件は全て「建築基準法上の検査済証」を交付されておりますが
「フラット35Sの適合検査」につきましては、施主様のご希望が合った場合に限り、申請・検査を行なっております。
また、「フラット35Sの適合検査」をご希望の場合は、
申請・検査費用のご負担をお願いしております。詳しくはお問い合わせください。

(※2)国の住宅ローンであるフラット35の審査に通るためには、必要な技術基準を満たす住宅であることが必須です。
さらに低金利であるフラット35「S」の技術基準は、より厳しい基準となりますが、弊社の新築一戸建ては
このフラット35「S」(金利Bタイプ)に適合対応をしています。

撮影2020年1月14日   ホームポジション㈱ 営業企画部

中間検査(富士市松岡樋堀)

追記:ご紹介中の物件についてはご成約となりました。多くのお問合せ、誠にありがとうございました。

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今回の物件NOWは
「富士市松岡樋堀」で行われた中間検査の様子をご紹介します。
中間検査は物件が完成してしまうと見えなくなる箇所について、基準通りの施工・管理が行われているかどうかを検査します。
検査に合格しなければ、次の工事工程に進むことは出来なくなります。検査は11月末に行われました。


↑右がA号棟、左がB号棟になります。物件は全居室南向きの間取りです。


検査には弊社から設計施工部の1級建築士:生地が立ち会います。
現場では検査以前に、のぼりや看板の設置、施工用の鍵の管理、トイレや電気配線の手配など、様々な準備が必要です。



↑道路幅員、隣地境界の測定・確認から検査開始。

↓A号棟の玄関側。施工を終えた筋交いとサッシが見えます。

↑筋交い(耐力壁)は家の強度を保つ非常に重要な部位です。既に提出、申請・承認済みである図面と同じ位置に基準の施工法で施工されている必要があります。
サッシは、雨水を防ぐため防水シートと同様に先に施工が行われます。施工手順的にも、家の気密性や換気に関わる基準としても、筋交い同様に重要です。



↑検査では、施工位置、寸法、金物など、耐力壁について図面と照合。順に確認をしていきます。



↑2階に上がり、検査員の方が筋交いや金物を写真におさめていきます。



雨水侵入のリスクも高くなる箇所…例えばこのように下屋から防水シートの立ち上がり部分は、既定の高さ(250mm以上)をクリアしているかチェックの必要があります。



↑バルコニーでは壁の立ち上がり部分や、FRP防水の確認を行います。
漏水を避けるため、床の勾配や防水立ち上がりの基準が規定されています。写真は120mm以上という高さの基準を確認しているところです。

 


↑2階の屋根勾配、小屋組みも入念に確認。垂木の緊結状況、雲筋交いの状況なども確認し、写真に残します。

 

↑B号棟も同様に、耐力壁や必要な金物の位置、数等を検査していきます。奥に積まれているのは断熱材。
「中間検査」は、壁や天井が断熱材や石膏ボードで覆われて見えなくなる前に行う事で、構造の安全性を確認する大事な工程です。

 

…ところで、図面の確認には、検査員の方もタブレットを使用されていますし、弊社スタッフもアプリを使用して
スマホでサクサク閲覧・照合・確認が出来ます。
もちろん、紙面でも同様に確認は出来ますが、データの共有や一元管理、万が一是正箇所が生じた場合の対応など、
弊社と協力業者間で迅速なやり取りが可能になり、効率的です。家も道具も、使う我々も、進化をしていますね。

 

弊社では年間非常に多くの新築一戸建てが完成を迎え、1棟毎に外観・間取りが異なりますが検査基準の逸脱はありません。
検査の現場でもその都度、検査員の方と現場の大工さん、立ち合いの建築士で会話が交わされ、必要に応じて是正、対応、研鑽が重ねられていきます。



↑最後は生地が書類にサイン。検査は滞りなく終了しました。



A・B号棟ともに後日「中間検査合格証」が発行され、次の施工手順へ進みます。
全室南向きで各部屋に収納スペースも充実の2棟。完成が楽しみです。

当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。

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追記:本文中でご紹介中の物件はご成約となりました。

多くのお問合せ、誠にありがとうございました。
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撮影:2019年11月末 ホームポジション㈱ 営業企画部

静岡市清水区庄福町〈3階建て〉配筋検査


今回の物件NOWは
「清水区庄福町〈3階建て〉」1棟現場配筋検査の様子をご紹介します。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。


配筋検査は基礎の骨組みとなる配筋がしっかり組まれているかを見極める重要な工程です。

 

 


(以下、配筋検査撮影は9月19日)
全体はこのような形。写真左下部分が玄関にあたります。北側は現在駐車場で開けていますね。


↑弊社の建築士は配筋検査の資格を有しており、検査基準に則り自社で検査を行う事が出来ます。


いつものように、部材の太さ、間隔(ピッチ)、つなぎ方、かぶり厚などを、図面と照らし合わせ確認し、撮影。
3階建ての物件の場合、自主検査だけでなく、第三者機関の検査も併用します。


今回の検査では、
まちづくりセンターから検査官の方が来られ、チェックを受けました。
弊社一級建築士伏見が検査に立ち会います。


★3階建ての場合、基礎配筋にも幾つかの違いがあります。


大きな違いはスターラップ(あばら筋)のフック。
写真でも鉄筋の端部が傘の持ち手の様にフック上に曲げられているのがわかります。
これは、コンクリートとの定着の長さ、付着力を高めるために必須であり、折り曲げ角度も規定されています。
地震などの場合にコンクリートと鉄筋が剥離するのを防ぐ役割があります。


主筋についても、2階建てでは「13mmの鉄筋を1段」で問題無いですが、
3階建ての場合、「16mm×2段」となる箇所が設計プランにより生じます。


↑ベタ基礎部分の鉄筋のピッチを見ても2階建て物件と比べると、
間隔が狭くなっていますね。
通常より鉄筋の密度が濃くなっているわけです。


また、人通口(床下点検等の際に人が入れるよう、基礎の立ち上がりに一部に隙間がある)
の部分を補強するため、地中梁が必要です。
人通口の下のコンクリートを厚くすることで強度を補います。


検査官の方も入念なチェックをしていきます。

このように3階建ての場合は、2階建てに比べ強い基礎配筋と、検査が必要となります。
庄福町物件も強固な基礎配筋工事が実施されていることがわかります。


(撮影9月20日)検査合格の後、底盤のコンクリート打設が行われました。
低い箇所(人通口下の地中梁部分)からコンクリートが流し込まれていきます。


(撮影9月20日)固まると、型枠施工、立ち上がり部分の打設へと続いていきます。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

【 お問い合わせ:0800-600ー6027 】

物件の完了検査:清水区高橋四丁目(1棟)

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

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今回の物件NOWは、先日実施された「完了検査」の様子です。

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完了検査の様子は既に何回かご紹介しています。物件は施工完了後、

建築物の敷地、構造、設備が法令基準に則っているか、第三者機関の検査を受ける必要があります。(※1)
当社の新築住宅は指定確認検査機関の検査を経た上で工事が進められています。(※2)



 
↑庭スペース(外構)の広い物件です。敷地は48坪以上あり、駐車も3台可能。検査には当社から一級建築士の吉岡が立ち会います。

図面通りの配置がなされているか、
屋根や樋、バルコニー等の状況を順に目視確認。…タブレットでスムーズに確認・照合していきます。

 

 
1階トイレとリビング。物件の中ではサッシ位置、給気口、
内装制限の確認(クロスに貼られた準不燃材料のラベル等)についても確認が行われます。


和室でも給気口をチェック。木造住宅ではシックハウス対策として、24時間換気システム設置が義務付けられています。
給気口の確認は重要な項目です。

 

 
火器を扱うキッチンの換気扇確認も行います。検査では吉岡を始め社内の建築士、設計施工部のスタッフが立ち会います。
自ら担当した物件の場合は、検査と同時に、プランの再確認、施工状況等を見極めます。

 


扉下のアンダーカットの確認。扉下の隙間が換気経路として基準の高さを満たしているかチェック。
各扉の隙間は、換気に欠かせない「必要な」空間なんですね。


2階へ上がり、火災報知器の位置や動作確認。
火災報知機の付いた全ての居室で動作確認、取付け位置(床からの高さ、天井からの寸法)確認が行われます。

 

 
収納、サッシは図面通りに施工がなされているか順に照合。


幾つかのポイントを確認しながら、書類にサイン。物件により検査時間は異なりますがスムーズに検査は終了しました。
後日問題なく検査済証が発行されました。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

 

(※1)今回の検査は、「建築基準法上の検査」であり「フラット35Sの適合検査」は実施しておりません。
弊社が施工する物件は全て「建築基準法上の検査済証」を交付されておりますが「フラット35Sの適合検査」につきましては、
施主様のご希望が合った場合に限り、申請・検査を行なっております。また、「フラット35Sの適合検査」をご希望の場合は、
申請・検査費用のご負担をお願いしております。詳しくはお問い合わせください。
(※2)国の住宅ローンであるフラット35の審査に通るためには、必要な技術基準を満たす住宅であることが必須です。
さらに低金利であるフラット35「S」の技術基準は、より厳しい基準となりますが、弊社の新築一戸建ては
このフラット35「S」に適合対応をしています。
「フラット35Sの適合検査」を撮影した物件は過去の記事で掲載をしております。

中間検査(静岡市駿河区丸子三丁目)

今回の物件NOWは「駿河区丸子三丁目」で行われた中間検査の様子をご紹介します。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

 


駿河区丸子三丁目(2棟現場)
(撮影2019年2月7日)


↑現地はバルコニーのFRP工事が終わった段階です。中間検査では物件が完成してしまうと
見えなくなる箇所について、様々な検査確認を実施します。

前日まで雨だった天気が検査当日は晴天に。2月ですが日中は暖かい一日となりました。

↑前面道路の幅員の測定・確認から検査がスタート。

↓検査には当社から建築士の望月(恵)が立ち会います。

↑A号棟1階。筋交いの施工位置、寸法など、順に確認をしていきます。

↓基礎と柱を緊結するホールダウン金物の確認中。

金物は耐力(kN)の違いを色で見分けられるようになっています。(施工箇所により色は異なります。)
各物件は、弊社建築士によりCADソフトによって構造計算が行われた後、図面化されますが、
検査ではその図面と金物を照合し確認していきます。



↑丸子三丁目物件では一部耐力壁に構造用合板を使用している箇所があり、そこで
釘のピッチを確認しているところです。弊社新築住宅は1棟毎に間取りが異なりますので
検査も各棟の確認箇所が違ってきます。ぬかりない検査が続きます。

↓2階へ上がり小屋組みの確認へ。垂木の緊結状況、雲筋交いの状況なども見て回ります。

検査では現場の大工さんや立ち合いの建築士と頻繁に会話が交わされ、
もし是正部分があればその場で指摘、規定基準の確認・検討が行われます。

↓バルコニーのFRP防水の確認中。

バルコニーは漏水を避けるため、床の勾配や防水立ち上がりの基準が規定されています。
壁の立ち上がり部分には250mm以上という高さの基準があります。
写真でも問題無く施工が行われていることがわかります。

↓B号棟も同様に検査が続きます。

↑写真は玄関ホールからLDKに入る位置。柱の間に並ぶ筋交いが確認できます。

↓A号棟同様に筋交いの位置、各金物位置などを照合していきます。

↑こちらはバスルーム部分になります。筋交い上部の金物を確認中。

↓2階へ上がり、何やら物件外側の計測が始まりました。

施工が難しいとされている部分は雨水侵入のリスクも高くなります。
このように下屋から防水シートの立ち上がり部分は、既定の高さを
クリアしているかチェックの必要があります。
多くの検査項目がありますね。

 


…検査は終了し、望月も社内確認(書類作成)のため写真撮影。



A・B号棟ともに後日「中間検査合格証」が発行され、外壁工事や断熱材の充填へと進みます。
当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、
指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。

 

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

撮影:2019年2月 ホームポジション㈱ 営業企画部

駿河区西脇(2棟)配筋検査

今回の物件NOWは「駿河区西脇」2棟現場配筋検査の様子をご紹介します。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

 

現場は大浜街道(西島交差点)至近、オムレツが美味しい「なみへい」食堂のすぐ近くになります。
スギドラッグやローソンも徒歩で3分程度、インター通りへのアクセスも良い便利な環境です。


現地の様子。西側から1号棟、2号棟の全2棟。とても静かな住宅街です。




配筋検査は基礎の骨組みとなる配筋がしっかり組まれているかを見極める重要な工程です。
当社一級建築士の伏見が検査を行います。ホームポジションでは、社内の建築士が配筋検査の資格を有し
多くの物件を迅速かつ厳格に検査していきます。


1号棟から検査開始。図面と照合しながら組まれた配筋を確認・計測していきます。


図面(基礎伏図)はこのように基礎仕様の詳細が明記されています。


部材の太さ、間隔(ピッチ)、つなぎ方、かぶり厚さ、
図面と照らし合わせ、計測しながら確認。



丁寧な計測が続きます。
配筋検査と同時に、ホールダウンアンカー、境界との距離、この物件は深基礎のため仕上がりの確認など
この段階で確認可能な箇所を綿密にチェックしていきます。


↑円盤状の部品は型枠からのピッチを一定に統一するためのスペーサーです。
細長く黄色い部品はレベルポインタ。コンクリートの打ち込みの際、高さの基準となります。


鉄筋の下には等間隔でスクエア型のスペーサーが置かれています。
こちらはかぶり厚さを維持するために必要です。


ロッド(スタッフ)を使用して、ピッチを計測し撮影。


2号棟も同様に検査確認。図面と照合しながら配筋の位置、ピッチを確認、計測。
気になる箇所がある場合は、その場で担当の協力業者さんと話し合い、確認していきます。


最後に全体を撮影、検査は終了しました。検査合格ののち、コンクリート打設が開始されます。


※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

【 お問い合わせ:0800-600ー6027 】

物件の完了検査:駿河区中島(6棟)

今回の物件NOWは、8月末に行われた「完了検査」をご紹介します。
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完了検査の様子は既に何回かご紹介しています。物件は施工完了後、
建築物の敷地、構造、設備が
法令基準に則っているか、第三者機関の検査を受ける必要があります。(※1)

今回完了検査が行われた分譲地は、駿河区中島(6棟)。

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

今回の検査には当社から一級建築士の吉岡が立ち会います。
まずは物件の外から、状況を検査していきます。図面通りの配置がなされているか、
計測しながら物件周りをぐるりと一週。屋根や樋、バルコニーなどの状況も順番にチェック。

↓各居室ではサッシの設置状況や、内装制限、換気設備などについて確認が行われます。
真夏の蒸し暑い室内でしたがテキパキと検査が進みました。

↓バスルームでは換気扇の設置状況を確認。洗面所やトイレなど、水回りも図面と照合しながら
換気やサッシ位置などを確認。

↓吉岡も真剣に検査を見届けます。普段彼は、各種申請業務からCAD作業、そして
 設計業務も行っていますので、完成状況を見ながら次回へ着想しているのかもしれません…。

↓検査では火災報知器の位置や動作確認も重要です。写真ではランプが点灯、「正常です」と音声も流れます。

↓洋室では給気口を確認。木造住宅ではシックハウス対策として、24時間換気システム設置が
 義務付けられています。※以前の記事でも換気について触れています。

今回の検査は3棟分。弊社の物件は一棟毎に間取りが異なりますので、各棟各部屋でそれぞれ、
サッシ位置や給気口など検査項目を照合していく必要があります。



↓検査が全て終了し幾つかポイントを確認しながら、書類に終了のサイン。



↓2018年9月現在、6棟中5棟はご成約。5号棟は分譲中です。
LDKと和室を合わせて20帖以上となる広々した1階。
リビング階段、対面式キッチン、陽当り良い窓配置など、住みよい暮らしを考えた間取り。
内覧も出来ますのでお気軽にお問い合わせください。

 

※対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

当社の新築住宅は指定確認検査機関の検査を経た上で工事が進められています。(※2)
今回検査を受けた駿河区中島4,5,6号棟も、問題なく検査済証が発行されました。

(※1)今回の検査は、「建築基準法上の検査」であり「フラット35Sの適合検査」は実施しておりません。
弊社が施工する物件は全て「建築基準法上の検査済証」を交付されておりますが「フラット35Sの適合検査」につきましては、
施主様のご希望が合った場合に限り、申請・検査を行なっております。
また、「フラット35Sの適合検査」をご希望の場合は、
申請・検査費用のご負担をお願いしております。詳しくはお問い合わせください。
(※2)
国の住宅ローンであるフラット35の審査に通るためには、必要な技術基準を満たす住宅であることが必須です。
さらに低金利であるフラット35「S」の技術基準は、より厳しい基準となりますが、弊社の新築一戸建てはこのフラット35「S」に適合対応をしています。
「フラット35Sの適合検査」を撮影した物件は過去の記事で掲載をしております。

物件の中間検査・完了検査その2

今回の物件NOWは、一挙に記事を2つ更新!。4月に行われた「中間検査」と「完了検査」を
それぞれご紹介します。検査はそれぞれ別々の分譲地です。

先に「中間検査」記事をご覧になりたい方はこちら(リンク先)からどうぞ!

 

(撮影2018年4月中旬)
対象物件はご成約となっています。

分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

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②完了検査…清水区船原二丁目(撮影2018年4月中旬)

完了検査の様子は既に何回かご紹介しています。物件の施工完了後には
建築物の敷地、構造、設備が
法令基準に則っているか、
第三者機関の検査を受ける必要があります。(※1)

今回完了検査が行われた分譲地は、清水区船原二丁目A号棟(B号棟はご成約済み)
近くには花みずき通り、白百合幼稚園、春には桜が満開の大沢川等があります。
Uマートやコンビニ、ドラッグストアも近い利便性に恵まれた場所です。

検査には当社から建築士の望月(恵)が立ち会います。
物件の高さ、屋根や樋、バルコニーなどの完成状況から検査開始。
図面を確認・照合しながら完成状況を検査していきます。

↓キッチンで換気扇の設置状況をチェック。図面通りの施工かどうかの他にも、
「内装制限」、「換気設備」ついても確認が行われます。

↓こちらはクロスに貼られた準不燃材料の製品情報ラベルを確認しているところです。
基準法の制限の中には、内装を不燃材料または準不燃材料で仕上げなければならない
という規定があります(ラベルを貼る条件として壁の内側、外側共に基準を満たす必要性有り)。

火災報知器の位置、動作確認も重要。居室全て検査していきます。
取り付け位置(床からの高さ、天井からの寸法)も決まっているんですね。

↓バスルームの換気扇の設置状況もチェック。

↓2階トイレでも換気扇設置を確認中。

↓こちらは2階洋室の扉と床の間の隙間(アンダーカット)を確認。

★換気について、立ち会った望月にわかりやすく解説してもらいました。
「木造住宅ではシックハウス対策として、24時間換気システム設置が義務付けられています。
なので、住宅内には給気・排気の流れを作る換気経路を設ける必要があります。
換気経路である開き戸にアンダーカットを設ける場合、高さが1cm程度
確保されないといけません
。」

★上続き:「こちらは洋室の給気口です。…押すと段階的に高さ調節も出来ます。
この給気口から外気が入り、アンダーカットを抜けて換気扇から排出されるんです。
設備が設置されているだけではダメで、循環の仕組みを設けることが重要なんです。」

検査項目を掘り下げると、建築基準法の意味や住み良い住宅のための工夫が見えてきます。

当社の新築住宅は指定確認検査機関の検査を経た上で工事が進められています。(※2)
今回検査を受けた清水区船原二丁目A号棟も、問題なく検査済証が発行されました。

(※1)今回の検査は、「建築基準法上の検査」であり「フラット35Sの適合検査」は実施しておりません。
弊社が施工する物件は全て「建築基準法上の検査済証」を交付されておりますが「フラット35Sの適合検査」につきましては、
施主様のご希望が合った場合に限り、申請・検査を行なっております。
また、「フラット35Sの適合検査」をご希望の場合は、
申請・検査費用のご負担をお願いしております。詳しくはお問い合わせください。
(※2)
国の住宅ローンであるフラット35の審査に通るためには、必要な技術基準を満たす住宅であることが必須です。
さらに低金利であるフラット35「S」の技術基準は、より厳しい基準となりますが、弊社の新築一戸建てはこのフラット35「S」に適合対応をしています。
「フラット35Sの適合検査」を撮影した物件は他の記事で掲載をしております。

(撮影2018年4月中旬)
対象物件はご成約となっています。

分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

物件の中間検査・完了検査その1

今回の物件NOWは、一挙に記事を2つ更新!。4月に行われた「中間検査」と「完了検査」を
それぞれご紹介します。検査はそれぞれ別々の分譲地です。

「完了検査」記事をご覧になりたい方はこちら(リンク先)からどうぞ!

(撮影2018年4月中旬)
対象物件はご成約となっています。
分譲中の物件は「物件一覧」にてご覧いただけます。

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①中間検査…清水区吉川(5棟)(撮影2018年4月中旬)

既にブログでも何度かご紹介していますが、中間検査は物件が完成してしまうと
見えなくなる箇所について、基準通りの施工・管理が行われているかどうかを検査します。
当然、この検査に合格しなければ、次の工事工程には進めません。

中間検査が行われた分譲地は清水区吉川(5棟)。国道1号線に近く、ヒバリヤまで
徒歩2分(160m)と利便性良いエリア。今回はA、B号棟の2棟の検査が実施されました。

検査には当社から建築士の生地(物件NOW初登場)が立ち会います。
まずは道路幅員の測定・確認から検査がスタート。

C号棟は撮影時、土台が完成、D、E号棟は基礎が完成した段階です。物件の間を抜けて
検査対象物件の裏手へ。隣地境界や高低差の確認、防水シートの施工状況等を確認しました。

A号棟室内へ。写真右側に対面式のキッチンやリビング階段、奥側に和室が配置された
暮らしやすい間取りですが、…この段階ではまだ間取りがわかりにくいですね。

↓1階、キッチン側(東側)に施工された筋交い。

基礎と筋交いを緊結するホールダウン金物。よく見ると写真中央の金物はカラーが紫。
この金物は耐力(kN)の違いを色で見分けられます。(施工箇所により色は異なります。)
各物件は弊社建築士により、CADソフトによって構造計算が行われた後、図面化されます。
図面も申請承認を得た上で、検査ではその図面と金物を照合、間違いないか確認されます。

筋交いの施工位置、寸法、金物など、耐力壁について一つ一つ確認をしていきます。

2階へ上がり小屋組みの確認中。垂木の形状や緊結状況、雲筋交いの確認などです。
天井や壁が断熱材、石膏ボードで覆われると外からではわからなくなります。
施工の不備があってはならないのでこの段階で念入りにチェックします。

↓こちらは屋根勾配の確認。検査項目は多岐にわたります。

検査の途中、幾つかの箇所について図面を見ながら協議中。
図面照合だけでは見えにくい箇所、現場判断での施工が行われた箇所などは
しっかり確認しながら検査が進行します。

1階2階共に床組も検査対象です。剛床の釘の間隔を測定、確認しています。

B号棟も同様に検査を終え、最後に幾つか確認事項を打合せて終了。
検査に立ち会った生地も施工の進行状況に一安心です。


(撮影2018年4月中旬)
A・B号棟ともに後日「中間検査合格証」が発行されました。
この後外壁工事や断熱材の充填へと施工が進みます。

当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、
指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。
物件完成後には「完了検査」が行われます。その様子はこちらから!

 

(撮影2018年4月中旬)

対象物件はご成約となっています。
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