今回の物件NOW静岡版は、「駿河区曲金三丁目(4棟)」で行われた中間検査の様子です。
★ご紹介物件は全棟ご成約済みとなっております。
中間検査は物件が完成してしまうと見えなくなる箇所について、基準通りの施工・管理が行われているかどうかを
確認・査定するものです。検査に合格しなければ、次の工事工程には進めません。
9月下旬の様子。工程的には、4棟とも順番に中間検査を実施し、外壁工事に入っていくという段階です。
(撮影2020年9月下旬)
検査には第三者機関の検査員さんと、当社から一級建築士の生地(左)が立ち会います。
まずは隣地境界や高低差の確認、防水シートの施工状況等を確認するところから。
C号棟室内へ。筋交いの施工位置、寸法、金物など、耐力壁について一つ一つ確認をしていきます。
検査員さんのいる位置はバスルームになります。ユニット埋め込み式なのでここは床組みを行いません。
各部材を緊結する金物は、CADソフトによって構造計算が行われた後図面化し、申請承認を得た上で現場で反映されます。
検査ではその図面と金物を照合、間違いないか確認されます。基礎と筋交いを緊結するホールダウン金物も大事な検査対象。
弊社新築住宅は1棟毎に外観・間取りが異なりますが基準の逸脱はありません。
検査では必要に応じて、検査員の方と大工さん、立ち合いの建築士でコミュニケーションを取りながら
対応が重ねられていきます。検査員さんも毎回違う方です。
2階へ上がり小屋組みの確認。強度面に関係する、垂木の状況、雲筋交いの確認などを行います。
整然と組上げられた下地がきれいですね。
木造軸組み工法では、本当にたくさんの木材が組上げられて出来ているのを実感します。
目視可能な段階で検査を受けることは非常に重要です。
↑バルコニーは漏水を避けるため、床の勾配や防水立ち上がりの基準が規定されています。
壁の立ち上がり部分や、FRP防水の確認も欠かせません。
床組みの釘の間隔も測定、確認。
検査段階ではこれから施工される部材や道具なども置かれていることがありますが、漏れの無いよう図面を見ながら隅々まで確認します。
1階キッチンの位置から写真撮影。現地ではC号棟、D号棟が先行して施工が進んでいます。
最後は生地が書類にサインし、検査は滞りなく終了しました。
「中間検査合格証」が発行され、次の施工手順へ進みます。
当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。
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撮影:2020年9月末 ホームポジション㈱ 営業企画部